万葉集 第6巻 997番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第6巻997番歌はこちらにまとめました。

スポンサーリンク

第6巻 997番歌

第6巻
歌番号997番歌
作者作者不詳
題詞春三月幸于難波宮之時歌六首
原文住吉乃 粉濱之四時美 開藻不見 隠耳哉 戀度南
訓読住吉の粉浜のしじみ開けもみず隠りてのみや恋ひわたりなむ
かなすみのえの こはまのしじみ あけもみず こもりてのみや こひわたりなむ
英語(ローマ字)SUMINOENO KOHAMANOSHIJIMI AKEMOMIZU KOMORITENOMIYA KOHIWATARINAMU
住吉の粉浜(こはま)のしじみが殻を開けずにいるように、閉じこもったまま胸中に秘めて恋い続けることでしょうか。
左注右一首作者未詳
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語雑歌、行幸、羈旅、望郷、恋情、難波、大阪、天平6年3月、年紀、地名、動物