万葉集 第6巻 977番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第6巻977番歌はこちらにまとめました。

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第6巻 977番歌

第6巻
歌番号977番歌
作者神社老麻呂
題詞(五年癸酉超草香山時神社忌寸老麻呂作歌二首)
原文直超乃 此徑尓<弖師> 押照哉 難波乃<海>跡 名附家良思<蒙>
訓読直越のこの道にしておしてるや難波の海と名付けけらしも
かなただこえの このみちにして おしてるや なにはのうみと なづけけらしも
英語(ローマ字)TADAKOENO KONOMICHINISHITE OSHITERUYA NANIHANOUMITO NADUKEKERASHIMO
大和から難波潟(大阪湾)へまっすぐ草香山を超えていき、草香山から難波の海を望んだ時、海は光り輝いていた。押し照る海と名付けられたのだろうな。
左注
校異師弖 弖師 [元][紀][細] / <> 海 [西(右書)][元][類] / 裳 蒙 [元][細]
用語雑歌、作者:神社老麻呂、難波、大阪、土地讃美、羈旅、天平5年、年紀、枕詞、地名