万葉集 第6巻 953番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第6巻953番歌はこちらにまとめました。

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第6巻 953番歌

第6巻
歌番号953番歌
作者笠金村
題詞(五年戊辰幸于難波宮時作歌四首)
原文竿<壮>鹿之 鳴奈流山乎 越将去 日谷八君 當不相将有
訓読さを鹿の鳴くなる山を越え行かむ日だにや君がはた逢はざらむ
かなさをしかの なくなるやまを こえゆかむ ひだにやきみが はたあはざらむ
英語(ローマ字)SAWOSHIKANO NAKUNARUYAMAWO KOEYUKAMU HIDANIYAKIMIGA HATAAHAZARAMU
牡鹿が鳴いているこの山を越えようとしている日なのに、それでもあなたは逢ってくれませんか。
左注右笠朝臣金村之歌中出也 或云車持朝臣千年作<之>也
校異牡 壮 [元][類][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 之 [元][紀][細]
用語雑歌、作者:笠金村歌集、車持千年、作者異伝、難波、大阪、比喩、恋愛、神亀5年、年紀、望郷、女歌、掛け合い、動物、地名