第4巻791番歌はこちらにまとめました。
第4巻 791番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 791番歌 |
作者 | 藤原久須麻呂 |
題詞 | 藤原朝臣久須麻呂来報歌二首 |
原文 | 奥山之 磐影尓生流 菅根乃 懃吾毛 不相念有哉 |
訓読 | 奥山の岩蔭に生ふる菅の根のねもころ我れも相思はざれや |
かな | おくやまの いはかげにおふる すがのねの ねもころわれも あひおもはざれや |
英語(ローマ字) | OKUYAMANO IHAKAGENIOFURU SUGANONENO NEMOKOROWAREMO AHIOMOHAZAREYA |
訳 | 奥山の岩蔭に生える菅の根のように、お父上(家持様)と同様私もまたお嬢様に慎重に心尽くして対処しないことがありましょうか。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 |
用語 | 相聞、作者:藤原久須麻呂、大伴家持、植物、序詞、贈答 |