第4巻707番歌はこちらにまとめました。
第4巻 707番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 707番歌 |
作者 | 粟田女娘子 |
題詞 | 粟田<女>娘子贈大伴宿祢家持歌二首 |
原文 | 思遣 為便乃不知者 片h之 底曽吾者 戀成尓家類 <[注土h之中]> |
訓読 | 思ひ遣るすべの知らねば片もひの底にぞ我れは恋ひ成りにける <[注土h之中]> |
かな | おもひやる すべのしらねば かたもひの そこにぞあれは こひなりにける |
英語(ローマ字) | OMOHIYARU SUBENOSHIRANEBA KATAMOHINO SOKONIZOAREHA KOHINARINIKERU |
訳 | 思いを取り払う術を知らない私、器の底に沈んで片思いのまま恋しています。 |
左注 | – |
校異 | <> 女 [元][紀][古] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 注土h之中 [桂][元] |
用語 | 相聞、作者:粟田女娘子、大伴家持、恋情、枕詞、贈答 |