第4巻696番歌はこちらにまとめました。
第4巻 696番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 696番歌 |
作者 | 石川廣成 |
題詞 | 石川朝臣廣成歌一首 [後賜<姓>高圓朝臣氏也] |
原文 | 家人尓 戀過目八方 川津鳴 泉之里尓 年之歴去者 |
訓読 | 家人に恋過ぎめやもかはづ鳴く泉の里に年の経ぬれば |
かな | いへびとに こひすぎめやも かはづなく いづみのさとに としのへぬれば |
英語(ローマ字) | IHEBITONI KOHISUGIMEYAMO KAHADUNAKU IDUMINOSATONI TOSHINOHENUREBA |
訳 | 蛙が鳴く泉の里に赴任してから年月が経つので家人をなつかしむ時期は過ぎたかというと、決してそんなことはあるものか。ますます恋しさがつのる。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 姓 [西(右書)][紀][古] |
用語 | 相聞、作者:石川廣成、京都、地名、恋情 |