第4巻632番歌はこちらにまとめました。
第4巻 632番歌
| 巻 | 第4巻 |
| 歌番号 | 632番歌 |
| 作者 | 湯原王 |
| 題詞 | (湯原王贈娘子歌二首 [志貴皇子之子也]) |
| 原文 | 目二破見而 手二破不所取 月内之 楓如 妹乎奈何責 |
| 訓読 | 目には見て手には取らえぬ月の内の楓のごとき妹をいかにせむ |
| かな | めにはみて てにはとらえぬ つきのうちの かつらのごとき いもをいかにせむ |
| 英語(ローマ字) | MENIHAMITE TENIHATORAENU TSUKINOUCHINO KATSURANOGOTOKI IMOWOIKANISEMU |
| 訳 | 目には見えるけれど手には捉えられない、月の桂(かつら)のような彼女。どうしたら捉えられるだろう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 相聞、作者:湯原王、娘子、贈答、植物、恋情 |

