第4巻616番歌はこちらにまとめました。
第4巻 616番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 616番歌 |
作者 | 山口女王 |
題詞 | (山口女王贈大伴宿祢家持歌五首) |
原文 | 劔大刀 名惜雲 吾者無 君尓不相而 年之經去礼者 |
訓読 | 剣太刀名の惜しけくも我れはなし君に逢はずて年の経ぬれば |
かな | つるぎたち なのをしけくも われはなし きみにあはずて としのへぬれば |
英語(ローマ字) | TSURUGITACHI NANOWOSHIKEKUMO WAREHANASHI KIMINIAHAZUTE TOSHINOHENUREBA |
訳 | 剣太刀のようにもう怖くはありません、浮き名がたとうと。もう今となっては。あなたに逢えないまま何年も立ってしまいましたもの。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:山口女王、大伴家持、うわさ、名、恋情、贈答 |