万葉集 第4巻 530番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第4巻530番歌はこちらにまとめました。

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第4巻 530番歌

第4巻
歌番号530番歌
作者聖武天皇
題詞天皇賜海上女王御歌一首 [寧樂宮即位天皇也]
原文赤駒之 越馬柵乃 緘結師 妹情者 疑毛奈思
訓読赤駒の越ゆる馬柵の標結ひし妹が心は疑ひもなし
かなあかごまの こゆるうませの しめゆひし いもがこころは うたがひもなし
英語(ローマ字)AKAGOMANO KOYURUUMASENO SHIMEYUHISHI IMOGAKOKOROHA UTAGAHIMONASHI
赤駒が越える馬柵の標(しめ)を結んでおくように、固く約束し合った彼女の心に疑いなどあろう筈がない。
左注右今案 此歌擬古之作也 但以時當便賜斯歌歟
校異歌 [西] 謌
用語相聞、作者:聖武天皇、海上女王、動物、序詞、贈答