第4巻514番歌はこちらにまとめました。
第4巻 514番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 514番歌 |
作者 | 阿倍女郎 |
題詞 | 阿倍女郎歌一首 |
原文 | 吾背子之 盖世流衣之 針目不落 入尓家良之 我情副 |
訓読 | 我が背子が着せる衣の針目おちず入りにけらしも我が心さへ |
かな | わがせこが けせるころもの はりめおちず いりにけらしも あがこころさへ |
英語(ローマ字) | WAGASEKOGA KESERUKOROMONO HARIMEOCHIZU IRINIKERASHIMO AGAKOKOROSAHE |
訳 | あの人がお召しになる、この着物の縫い目に欠かさず、針目はもとより私の心も閉じ込めました。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 / 入 [紀] 入来 |
用語 | 相聞、作者:阿倍女郎、恋情 |