第4巻494番歌はこちらにまとめました。
第4巻 494番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 494番歌 |
作者 | 田部櫟子 |
題詞 | (田部忌寸櫟子任<大>宰時歌四首) |
原文 | 吾妹兒乎 相令知 人乎許曽 戀之益者 恨三念 |
訓読 | 我妹子を相知らしめし人をこそ恋のまされば恨めしみ思へ |
かな | わぎもこを あひしらしめし ひとをこそ こひのまされば うらめしみおもへ |
英語(ローマ字) | WAGIMOKOWO AHISHIRASHIMESHI HITOWOKOSO KOHINOMASAREBA URAMESHIMIOMOHE |
訳 | 置いてきた彼女に対する恋心が募り、いっそ彼女を知らなければよかった。彼女に引き合わせた人が恨めしく思える。 |
左注 | – |
校異 | 乎 [元][紀][金](塙) 矣 |
用語 | 相聞、作者:田部櫟子、恋情、羈旅、離別、太宰府、任官 |