第4巻492番歌はこちらにまとめました。
第4巻 492番歌
| 巻 | 第4巻 |
| 歌番号 | 492番歌 |
| 作者 | 田部櫟子 |
| 題詞 | 田部忌寸櫟子任<大>宰時歌四首 |
| 原文 | 衣手尓 取等騰己保里 哭兒尓毛 益有吾乎 置而如何将為 [舎人吉年] |
| 訓読 | 衣手に取りとどこほり泣く子にもまされる我れを置きていかにせむ [舎人吉年] |
| かな | ころもでに とりとどこほり なくこにも まされるわれを おきていかにせむ |
| 英語(ローマ字) | KOROMODENI TORITODOKOHORI NAKUKONIMO MASARERUWAREWO OKITEIKANISEMU |
| 訳 | 着物の袖にとりすがって泣く子以上に泣かんばかりの私を置いて行くなんて、私はどうしたらいいのでしょう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 太 大 [桂][元][金][紀] |
| 用語 | 相聞、作者:田部櫟子、恋情、羈旅、離別、太宰府、任官 |