第3巻395番歌はこちらにまとめました。
第3巻 395番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 395番歌 |
作者 | 笠郎女 |
題詞 | 笠女郎贈大伴宿祢家持歌三首 |
原文 | <託>馬野尓 生流紫 衣染 未服而 色尓出来 |
訓読 | 託馬野に生ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり |
かな | たくまのに おふるむらさき きぬにしめ いまだきずして いろにいでにけり |
英語(ローマ字) | TAKUMANONI OFURUMURASAKI KINUNISHIME IMADAKIZUSHITE IRONIIDENIKERI |
訳 | 託馬野(つくまの)に生えている紫草を着物に染めました。未だに着ていないのに、色に出てしまいました。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(右書)] 歌 / 詫 託 [類][紀][温] / 衣 [紀] 衣尓 |
用語 | 譬喩歌、作者:笠郎女、大伴家持、恋愛、植物、贈答 |