第3巻373番歌はこちらにまとめました。
第3巻 373番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 373番歌 |
作者 | 山部赤人 |
題詞 | (山部宿祢赤人登春日野作歌一首[并短歌])反歌 |
原文 | 高按之 三笠乃山尓 鳴<鳥>之 止者継流 <戀>哭為鴨 |
訓読 | 高座の御笠の山に鳴く鳥の止めば継がるる恋もするかも |
かな | たかくらの みかさのやまに なくとりの やめばつがるる こひもするかも |
英語(ローマ字) | TAKAKURANO MIKASANOYAMANI NAKUTORINO YAMEBATSUGARURU KOHIMOSURUKAMO |
訳 | 御笠の山に鳴く鳥が、鳴き止んだかと思うとまた鳴き始める、そんな恋を私はしている。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 / <> 鳥 [西(右書)][類][温] / <> 戀 [西(右書)][類][紀] |
用語 | 雑歌、作者:山部赤人、春日野、奈良、野遊び、恋情、動物、序詞、地名 |