万葉集 第3巻 318番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第3巻 318番歌

第3巻
歌番号318番歌
作者山部赤人
題詞(山部宿祢赤人望不盡山歌一首[并短歌])反歌
原文田兒之浦従 打出而見者 真白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留
訓読田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける
かなたごのうらゆ うちいでてみれば ましろにぞ ふじのたかねに ゆきはふりける
英語(ローマ字)TAGONOURAYU UCHIIDETEMIREBA MASHIRONIZO FUJINOTAKANENI YUKIHAFURIKERU
田子の浦を過ぎて仰いで見ると、真っ白な富士の高嶺が見える。高嶺に今雪が降り続いている。
左注
校異歌 [西] 謌 [西(訂正右書)] 歌
用語雑歌、作者:山部赤人、富士山、静岡、土地讃美、国見、地名、羈旅