第2巻187番歌はこちらにまとめました。
第2巻 187番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 187番歌 |
作者 | 作者不詳(舎人) |
題詞 | (皇子尊宮舎人等慟傷作歌廿三首) |
原文 | 所由無 佐太乃岡邊尓 反居者 嶋御橋尓 誰加住<N>無 |
訓読 | つれもなき佐田の岡辺に帰り居ば島の御階に誰れか住まはむ |
かな | つれもなき さだのをかへに かへりゐば しまのみはしに たれかすまはむ |
英語(ローマ字) | TSUREMONAKI SADANOWOKAHENI KAHERIゐBA SHIMANOMIHASHINI TAREKASUMAHAMU |
訳 | 縁もゆかりもなかった、佐田の岡辺に帰りつく身となったが、生前、皇子がおられた島の宮の、あの宮中に誰か住むのだろうか。 |
左注 | (右日本紀曰 三年己丑夏四月癸未朔乙未薨) |
校異 | 舞 N [金][類][古] |
用語 | 挽歌、作者:舎人、草壁皇子、柿本人麻呂、佐田岡、殯宮挽歌、飛鳥、地名 |