第20巻4510番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4510番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4510番歌 |
作者 | 甘南備伊香 |
題詞 | (二月於式部大輔中臣清麻呂朝臣之宅宴歌十<五>首)(依興各思高圓離宮處作歌五首) |
原文 | 於保吉美乃 都藝弖賣須良之 多加麻刀能 努敝美流其等尓 祢能未之奈加由 |
訓読 | 大君の継ぎて見すらし高圓の野辺見るごとに音のみし泣かゆ |
かな | おほきみの つぎてめすらし たかまとの のへみるごとに ねのみしなかゆ |
英語(ローマ字) | OHOKIMINO TSUGITEMESURASHI TAKAMATONO NOHEMIRUGOTONI NENOMISHINAKAYU |
訳 | 大君が今も続いてご覧になっていらっしゃるに相違ない、高円の野辺を見るたびに泣けてきてしまう。 |
左注 | 右一首大蔵大輔甘南備伊香真人 |
校異 | – |
用語 | 天平宝字2年2月、年紀、作者:甘南備伊香、宴席、中臣清麻呂、依興、高円、離宮、宮廷、懐古、地名、聖武天皇、悲嘆 |