第20巻4415番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4415番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4415番歌 |
作者 | 物部歳徳 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 志良多麻乎 弖尓刀里母之弖 美流乃須母 伊弊奈流伊母乎 麻多美弖毛母也 |
訓読 | 白玉を手に取り持して見るのすも家なる妹をまた見てももや |
かな | しらたまを てにとりもして みるのすも いへなるいもを またみてももや |
英語(ローマ字) | SHIRATAMAWO TENITORIMOSHITE MIRUNOSUMO IHENARUIMOWO MATAMITEMOMOYA |
訳 | 真珠を手にとってしげしげと眺めるように、家にいる彼女(妻)を再び眺めたいものだ。 |
左注 | 右一首主帳荏原郡物部歳徳 ( / 二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月29日、年紀、作者:物部歳徳、防人歌、埼玉、安曇三國、悲別、恋情、望郷 |