第20巻4411番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4411番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4411番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(陳防人悲別之情歌一首[并短歌]) |
| 原文 | 伊弊都刀尓 可比曽比里弊流 波麻奈美波 伊也<之>久々々二 多可久与須礼騰 |
| 訓読 | 家づとに貝ぞ拾へる浜波はいやしくしくに高く寄すれど |
| かな | いへづとに かひぞひりへる はまなみは いやしくしくに たかくよすれど |
| 英語(ローマ字) | IHEDUTONI KAHIZOHIRIHERU HAMANAMIHA IYASHIKUSHIKUNI TAKAKUYOSUREDO |
| 訳 | 故郷の家の手みやげにしようと思って貝を拾っている。その浜に波がしきりに、高く押し寄せてくるけれど。 |
| 左注 | (二月廿三日兵部少輔大伴宿祢家持) |
| 校異 | 之之 之 [西(訂正)][元][類][紀] |
| 用語 | 天平勝宝7年2月23日、年紀、作者:大伴家持、防人歌、望郷、悲別、同情 |

