第19巻4199番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4199番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4199番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 十二日遊覧布勢水海船泊於多<I>灣望<見>藤花各述懐作歌四首 |
原文 | 藤奈美<乃> 影成海之 底清美 之都久石乎毛 珠等曽吾見流 |
訓読 | 藤波の影なす海の底清み沈く石をも玉とぞ我が見る |
かな | ふぢなみの かげなすうみの そこきよみ しづくいしをも たまとぞわがみる |
英語(ローマ字) | FUDINAMINO KAGENASUUMINO SOKOKIYOMI SHIDUKUISHIWOMO TAMATOZOWAGAMIRU |
訳 | 波打つ藤が湖底にくっきり写っている。それほど湖底が透明で清らかなので、沈んでいる石まで真珠に見える。 |
左注 | 守大伴宿祢家持 |
校異 | 祐 I [元][文][紀][温] / 月 見 [西(訂正右書)][元][文][紀] / 能 乃 [元][類] |
用語 | 天平勝宝2年4月12日、年紀、作者:大伴家持、遊覧、氷見、富山、植物、土地讃美 |