第15巻3766番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3766番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3766番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 宇流波之等 於毛比之於毛<波婆> 之多婢毛尓 由比都氣毛知弖 夜麻受之努波世 |
訓読 | 愛しと思ひし思はば下紐に結ひつけ持ちてやまず偲はせ |
かな | うるはしと おもひしおもはば したびもに ゆひつけもちて やまずしのはせ |
英語(ローマ字) | URUHASHITO OMOHISHIOMOHABA SHITABIMONI YUHITSUKEMOCHITE YAMAZUSHINOHASE |
訳 | (差しあげる)形見のものをいとしいと思って下さるなら、着物の下紐に結びつけ、持ち歩いて私を偲んで下さい。 |
左注 | 右十三首中臣朝臣宅守 |
校異 | 婆波 波婆 [代匠記精撰本] |
用語 | 作者:中臣宅守、天平12年、年紀、贈答、羈旅、配流、恋情、狭野弟上娘子 |