万葉集 第15巻 3717番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第15巻3717番歌はこちらにまとめました。

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第15巻 3717番歌

第15巻
歌番号3717番歌
作者作者不詳
題詞(竹敷浦舶泊之時<各>陳心緒作歌十八首)
原文多婢尓弖<毛> <母>奈久波也許<登> 和伎毛故我 牟須妣思比毛波 奈礼尓家流香聞
訓読旅にても喪なく早来と我妹子が結びし紐はなれにけるかも
かなたびにても もなくはやこと わぎもこが むすびしひもは なれにけるかも
英語(ローマ字)TABINITEMO MONAKUHAYAKOTO WAGIMOKOGA MUSUBISHIHIMOHA NARENIKERUKAMO
出立なさってもなにごともなく、早く帰っていらしてね、と妻が言いつつしっかり結んでくれた着物の紐もすっかりしおれてしまった。
左注
校異母 毛 [類] / 毛 母 [類] / 等 登 [類][古][紀]
用語遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、望郷、対馬、長崎