第15巻3655番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3655番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3655番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首) |
| 原文 | 伊麻欲理波 安伎豆吉奴良之 安思比奇能 夜麻末都可氣尓 日具良之奈伎奴 |
| 訓読 | 今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ |
| かな | いまよりは あきづきぬらし あしひきの やままつかげに ひぐらしなきぬ |
| 英語(ローマ字) | IMAYORIHA AKIDUKINURASHI ASHIHIKINO YAMAMATSUKAGENI HIGURASHINAKINU |
| 訳 | 今こそ秋めいてきたようだ。山の松陰にひぐらしが鳴いている。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、福岡、枕詞、恋情、叙景 |
解説
題詞は3652番歌から。
「秋づきぬらし」は「秋めいてきたようだ」。「あしひきの」は枕詞。

