第15巻3600番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3600番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3600番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌) |
| 原文 | 波奈礼蘇尓 多弖流牟漏能木 宇多我多毛 比左之伎時乎 須疑尓家流香母 |
| 訓読 | 離れ礒に立てるむろの木うたがたも久しき時を過ぎにけるかも |
| かな | はなれそに たてるむろのき うたがたも ひさしきときを すぎにけるかも |
| 英語(ローマ字) | HANARESONI TATERUMURONOKI UTAGATAMO HISASHIKITOKIWO SUGINIKERUKAMO |
| 訳 | 陸地から離れたあの磯に立っているむろの木、疑いもなく長い歳月を経てきたんだろうな。 |
| 左注 | (右八首乗船入海路上作歌) |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、福山、広島 |

