第12巻2988番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2988番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 2988番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 梓弓 末中一伏三起 不通有之 君者會奴 嗟羽将息 |
| 訓読 | 梓弓末の中ごろ淀めりし君には逢ひぬ嘆きはやめむ |
| かな | あづさゆみ すゑのなかごろ よどめりし きみにはあひぬ なげきはやめむ |
| 英語(ローマ字) | ADUSAYUMI SUゑNONAKAGORO YODOMERISHI KIMINIHAAHINU NAGEKIHAYAMEMU |
| 訳 | 弓の先から手元までのように淀んで(しばらく逢えませんでしたが)やっとあなたに逢えましたもの。もう嘆くのはやめます。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、恋情、弓 |

