第10巻2107番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2107番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2107番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠花) |
| 原文 | 事更尓 衣者不<揩> 佳人部為 咲野之芽子尓 丹穂日而将居 |
| 訓読 | ことさらに衣は摺らじをみなへし佐紀野の萩ににほひて居らむ |
| かな | ことさらに ころもはすらじ をみなへし さきののはぎに にほひてをらむ |
| 英語(ローマ字) | KOTOSARANI KOROMOHASURAJI WOMINAHESHI SAKINONOHAGINI NIHOHITEWORAMU |
| 訳 | わざわざ着物を摺り染めにしなくともよい。女郎花が咲いている野に一面に咲く萩に染まっていよう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 摺 揩 [元][類] |
| 用語 | 秋雑歌、奈良、地名、植物 |

