第10巻2098番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2098番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2098番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠花) |
| 原文 | 奥山尓 住云男鹿之 初夜不去 妻問芽子乃 散久惜裳 |
| 訓読 | 奥山に棲むといふ鹿の夕さらず妻どふ萩の散らまく惜しも |
| かな | おくやまに すむといふしかの よひさらず つまどふはぎの ちらまくをしも |
| 英語(ローマ字) | OKUYAMANI SUMUTOIFUSHIKANO YOHISARAZU TSUMADOFUHAGINO CHIRAMAKUWOSHIMO |
| 訳 | 奥山に棲むという牡鹿は、毎宵妻を捜しにやってくるが、その萩の花が散っていくのが惜しまれる。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、動物、植物 |

