第10巻1960番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1960番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1960番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (詠鳥) |
原文 | 物念登 不宿旦開尓 霍公鳥 鳴而左度 為便無左右二 |
訓読 | 物思ふと寐ねぬ朝明に霍公鳥鳴きてさ渡るすべなきまでに |
かな | ものもふと いねぬあさけに ほととぎす なきてさわたる すべなきまでに |
英語(ローマ字) | MONOMOFUTO INENUASAKENI HOTOTOGISU NAKITESAWATARU SUBENAKIMADENI |
訳 | 物思いにふけっていて、寝られなかった夜の明け方、ホトトギスが鳴きつつ飛んでいった。切なくてなすすべがない気持になるほど高い声で。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 夏雑歌、動物 |