第9巻1811番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1811番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1811番歌 |
作者 | 高橋虫麻呂 |
題詞 | ((見菟原處女墓歌一首[并短歌])反歌) |
原文 | 墓上之 木枝靡有 如聞 陳努<壮>士尓之 <依>家良信母 |
訓読 | 墓の上の木の枝靡けり聞きしごと茅渟壮士にし寄りにけらしも |
かな | はかのうへの このえなびけり ききしごと ちぬをとこにし よりにけらしも |
英語(ローマ字) | HAKANOUHENO KONOENABIKERI KIKISHIGOTO CHINUWOTOKONISHI YORINIKERASHIMO |
訳 | 乙女の墓の上の木の枝はなびいて伝説のとおり茅渟男(ちぬをとこ)の国の方に寄っている。 |
左注 | 右五首高橋連蟲麻呂之歌集中出 |
校異 | 牡 壮 [元][藍][類] / 依倍 依 [元][藍][類][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 挽歌、作者:高橋虫麻呂歌集、芦屋、兵庫、うない娘子、伝説、妻争い、地名 |