第18巻4130番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4130番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4130番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (越前國掾大伴宿祢池主来贈戯歌四首 / 忽辱恩賜 驚欣已深 心中含咲獨座稍開 表裏不同相違何異 推量所由率尓作策歟 明知加言豈有他意乎 凡賀易本物其罪不軽 正贓倍贓宣<急>并満 今勒風雲發遣<徴>使 早速返報不須延廻 / 勝寶元年十一月十二日 物所貿易下吏 / 謹訴貿易人断官司 廳下 / 別<白> 可怜之意不能黙止 聊述四詠准擬睡覺) |
原文 | 波利夫久路 應婢都々氣奈我良 佐刀其等邇 天良佐比安流氣騰 比等毛登賀米授 |
訓読 | 針袋帯び続けながら里ごとに照らさひ歩けど人もとがめず |
かな | はりぶくろ おびつつけながら さとごとに てらさひあるけど ひともとがめず |
英語(ローマ字) | HARIBUKURO OBITSUTSUKENAGARA SATOGOTONI TERASAHIARUKEDO HITOMOTOGAMEZU |
訳 | 針袋を腰にぶら下げて里という里を見せびらかして歩いてみたが、誰一人とがめる様子がありません。 |
左注 | (右歌之返報歌者脱漏不得探求也) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝1年11月12日、作者:大伴池主、年紀、贈答、大伴家持、書簡、戯歌、高岡、富山 |