第3巻325番歌はこちらにまとめました。
第3巻 325番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 325番歌 |
作者 | 山部赤人 |
題詞 | (登神岳山部宿祢赤人作歌一首[并短歌])反歌 |
原文 | 明日香河 川余藤不去 立霧乃 念應過 孤悲尓不有國 |
訓読 | 明日香河川淀さらず立つ霧の思ひ過ぐべき恋にあらなくに |
かな | あすかがは かはよどさらず たつきりの おもひすぐべき こひにあらなくに |
英語(ローマ字) | ASUKAGAHA KAHAYODOSARAZU TATSUKIRINO OMOHISUGUBEKI KOHINIARANAKUNI |
訳 | 明日香川に淀んでいる川淀(かわよど)の霧はやがて消え去る。旧都(飛鳥京)への思いがその霧のように晴れていくものならばなあ。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(右書)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:山部赤人、神丘、神奈備山、飛鳥、荒都、地名、鎮魂 |