第18巻4075番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4075番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4075番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (越前國掾大伴宿祢池主来贈歌三首 / 以今月十四日到来深見村 望拜彼北方常念芳徳 何日能休 兼以隣近忽増戀 加以先書云 暮春可惜 促膝未期 生別悲<兮> 夫復何言臨紙悽断奉状不備 / 三月一五日大伴宿祢池主) / 一 所心歌 |
原文 | 安必意毛波受 安流良牟伎美乎 安夜思苦毛 奈氣伎和多流香 比登能等布麻泥 |
訓読 | 相思はずあるらむ君をあやしくも嘆きわたるか人の問ふまで |
かな | あひおもはず あるらむきみを あやしくも なげきわたるか ひとのとふまで |
英語(ローマ字) | AHIOMOHAZU ARURAMUKIMIWO AYASHIKUMO NAGEKIWATARUKA HITONOTOFUMADE |
訳 | 私ほど思って下さらないだろうあなた様を、不思議に思って嘆き続けています。人が不審に思って問いかけるほどに。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 |
用語 | 天平20年3月15日、作者:大伴池主、年紀、大伴家持、高岡、富山、贈答、書簡、福井、恋情、怨恨 |