万葉集 第8巻 1574番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第8巻1574番歌はこちらにまとめました。

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第8巻 1574番歌

第8巻
歌番号1574番歌
作者作者不詳
題詞右大臣橘家宴歌七首
原文雲上尓 鳴奈流鴈之 雖遠 君将相跡 手廻来津
訓読雲の上に鳴くなる雁の遠けども君に逢はむとた廻り来つ
かなくものうへに なくなるかりの とほけども きみにあはむと たもとほりきつ
英語(ローマ字)KUMONOUHENI NAKUNARUKARINO TOHOKEDOMO KIMINIAHAMUTO TAMOTOHORIKITSU
雲の上で鳴いている雁のように私は遠いところに住んでいますが、あなた様にお会いしたいと思って回り道をしてやってきました。
左注(右二首)( / 天平十年戊寅秋八月廿日)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語秋雑歌、宴席、橘諸兄、天平10年8月20日、年紀、動物
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解説

題詞は「右大臣橘家で開かれた宴会の歌7首」という意味。右大臣は橘諸兄
「た廻り来つ」は「回り道をしてやってきました」という意味。

左注は1580番歌で終わり。