河辺宮人が書いた万葉集

河辺宮人が書いた万葉集についてまとめました。

スポンサーリンク

掲載数 全 6 首

歌番号本歌
第2巻228番歌妹が名は千代に流れむ姫島の小松がうれに蘿生すまでに
第2巻229番歌難波潟潮干なありそね沈みにし妹が姿を見まく苦しも
第3巻434番歌風早の美穂の浦廻の白つつじ見れども寂しなき人思へば [或云 見れば悲しもなき人思ふに]
第3巻435番歌みつみつし久米の若子がい触れけむ礒の草根の枯れまく惜しも
第3巻436番歌人言の繁きこのころ玉ならば手に巻き持ちて恋ひずあらましを
第3巻437番歌妹も我れも清みの川の川岸の妹が悔ゆべき心は持たじ
スポンサーリンク

河辺宮人とは?

河辺宮人(読み:かわべのみやひと)
?-? 飛鳥時代の人。
和銅四年(711)に、姫島の松原で娘子の屍を見て作ったという歌が万葉集に6首ある。「河辺宮人」は人名でなく、飛鳥の河辺宮の宮人の意とする説がある(萬葉集全注釋)。また物語上の作者で、架空の人物の匂いが強いとも言う(萬葉集釋注)。

タイトルとURLをコピーしました