第7巻

第7巻1077番歌はこちらにまとめました。第7巻 1077番歌巻第7巻歌番号1077番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文夜干玉之 夜渡月乎 将留尓 西山邊尓 毛有粳毛訓読ぬばたまの夜渡る月を留めむに西の山辺に関もあらぬかもかなぬばたまの よわた...

第7巻1076番歌はこちらにまとめました。第7巻 1076番歌巻第7巻歌番号1076番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文百師木之 大宮人之 退出而 遊今夜之 月清左訓読ももしきの大宮人の罷り出て遊ぶ今夜の月のさやけさかなももしきの おほみやひと...

第7巻1075番歌はこちらにまとめました。第7巻 1075番歌巻第7巻歌番号1075番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文海原之 道遠鴨 月讀 明少 夜者更下乍訓読海原の道遠みかも月読の光少き夜は更けにつつかなうなはらの みちとほみかも つくよみ...

第7巻1074番歌はこちらにまとめました。第7巻 1074番歌巻第7巻歌番号1074番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文春日山 押而照有 此月者 妹之庭母 清有家里訓読春日山おして照らせるこの月は妹が庭にもさやけくありけりかなかすがやま おして...

第7巻1073番歌はこちらにまとめました。第7巻 1073番歌巻第7巻歌番号1073番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文玉垂之 小簾之間通 獨居而 見驗無 暮月夜鴨訓読玉垂の小簾の間通しひとり居て見る験なき夕月夜かもかなたまだれの をすのまとほ...

第7巻1072番歌はこちらにまとめました。第7巻 1072番歌巻第7巻歌番号1072番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文明日之夕 将照月夜者 片因尓 今夜尓因而 夜長有訓読明日の宵照らむ月夜は片寄りに今夜に寄りて夜長くあらなむかなあすのよひ て...

第7巻1071番歌はこちらにまとめました。第7巻 1071番歌巻第7巻歌番号1071番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文山末尓 不知夜歴月乎 将出香登 待乍居尓 夜曽降家類訓読山の端にいさよふ月を出でむかと待ちつつ居るに夜ぞ更けにけるかなやまの...

第7巻1070番歌はこちらにまとめました。第7巻 1070番歌巻第7巻歌番号1070番歌作者作者不詳題詞（詠月）原文大夫之 弓上振起 高之 野邊副清 照月夜可聞訓読大夫の弓末振り起し狩高の野辺さへ清く照る月夜かもかなますらをの ゆずゑふりお...

第7巻1069番歌はこちらにまとめました。第7巻 1069番歌巻第7巻歌番号1069番歌作者作者不詳題詞詠月原文常者曽 不念物乎 此月之 過匿巻 惜夕香裳訓読常はさね思はぬものをこの月の過ぎ隠らまく惜しき宵かもかなつねはさね おもはぬものを...

第7巻1068番歌はこちらにまとめました。第7巻 1068番歌巻第7巻歌番号1068番歌作者柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集)題詞詠天原文天海丹 雲之波立 月船 星之林丹 榜隠所見訓読天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆかなあめのうみに ...