長意吉麻呂が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 12 首
歌番号 | 本歌 |
第2巻143番歌 | 磐代の岸の松が枝結びけむ人は帰りてまた見けむかも |
第2巻144番歌 | 磐代の野中に立てる結び松心も解けずいにしへ思ほゆ |
第3巻238番歌 | 大宮の内まで聞こゆ網引すと網子ととのふる海人の呼び声 |
第3巻265番歌 | 苦しくも降り来る雨か三輪の崎狭野の渡りに家もあらなくに |
第16巻3824番歌 | さし鍋に湯沸かせ子ども櫟津の桧橋より来む狐に浴むさむ |
第16巻3825番歌 | 食薦敷き青菜煮て来む梁にむかばき懸けて休むこの君 |
第16巻3826番歌 | 蓮葉はかくこそあるもの意吉麻呂が家なるものは芋の葉にあらし |
第16巻3827番歌 | 一二の目のみにはあらず五六三四さへありけり双六のさえ |
第16巻3828番歌 | 香塗れる塔にな寄りそ川隈の屎鮒食めるいたき女奴 |
第16巻3829番歌 | 醤酢に蒜搗きかてて鯛願ふ我れにな見えそ水葱の羹 |
第16巻3830番歌 | 玉掃刈り来鎌麻呂むろの木と棗が本とかき掃かむため |
第16巻3831番歌 | 池神の力士舞かも白鷺の桙啄ひ持ちて飛び渡るらむ |