大伴書持が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 12 首
歌番号 | 本歌 |
第3巻463番歌 | 長き夜をひとりや寝むと君が言へば過ぎにし人の思ほゆらくに |
第8巻1480番歌 | 我が宿に月おし照れり霍公鳥心あれ今夜来鳴き響もせ |
第8巻1481番歌 | 我が宿の花橘に霍公鳥今こそ鳴かめ友に逢へる時 |
第8巻1587番歌 | あしひきの山の黄葉今夜もか浮かび行くらむ山川の瀬に |
第17巻3901番歌 | み冬継ぎ春は来たれど梅の花君にしあらねば招く人もなし |
第17巻3902番歌 | 梅の花み山としみにありともやかくのみ君は見れど飽かにせむ |
第17巻3903番歌 | 春雨に萌えし柳か梅の花ともに後れぬ常の物かも |
第17巻3904番歌 | 梅の花いつは折らじといとはねど咲きの盛りは惜しきものなり |
第17巻3905番歌 | 遊ぶ内の楽しき庭に梅柳折りかざしてば思ひなみかも |
第17巻3906番歌 | 御園生の百木の梅の散る花し天に飛び上がり雪と降りけむ |
第17巻3909番歌 | 橘は常花にもが霍公鳥住むと来鳴かば聞かぬ日なけむ |
第17巻3910番歌 | 玉に貫く楝を家に植ゑたらば山霍公鳥離れず来むかも |