山上憶良が書いた万葉集

山上憶良が書いた万葉集についてまとめました。

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掲載数 全 30 首

歌番号本歌
第1巻63番歌いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ
第2巻145番歌鳥翔成あり通ひつつ見らめども人こそ知らね松は知るらむ
第3巻337番歌憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむぞ
第5巻818番歌春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ[筑前守山上大夫]
第6巻978番歌士やも空しくあるべき万代に語り継ぐべき名は立てずして
第8巻1518番歌天の川相向き立ちて我が恋ひし君来ますなり紐解き設けな [一云 川に向ひて]
第8巻1519番歌久方の天の川瀬に舟浮けて今夜か君が我がり来まさむ
第8巻1520番歌彦星は 織女と 天地の 別れし時ゆ いなうしろ 川に向き立ち 思ふそら 安けなくに 嘆くそら 安けなくに 青波に 望みは絶えぬ 白雲に 涙は尽きぬ かくのみや 息づき居らむ かくのみや 恋ひつつあらむ さ丹塗りの 小舟もがも 玉巻きの 真櫂もがも [一云 小棹もがも] 朝なぎに い掻き渡り 夕潮に [一云 夕にも] い漕ぎ渡り 久方の 天の川原に 天飛ぶや 領巾片敷き 真玉手の 玉手さし交へ あまた夜も 寐ねてしかも [一云 寐もさ寝てしか] 秋にあらずとも [一云 秋待たずとも]
第8巻1521番歌風雲は二つの岸に通へども我が遠妻の [一云 愛し妻の] 言ぞ通はぬ
第8巻1522番歌たぶてにも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまたすべなき
第8巻1523番歌秋風の吹きにし日よりいつしかと我が待ち恋ひし君ぞ来ませる
第8巻1524番歌天の川いと川波は立たねどもさもらひかたし近きこの瀬を
第8巻1525番歌袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば
第8巻1526番歌玉かぎるほのかに見えて別れなばもとなや恋ひむ逢ふ時までは
第8巻1527番歌彦星の妻迎へ舟漕ぎ出らし天の川原に霧の立てるは
第8巻1528番歌霞立つ天の川原に君待つとい行き帰るに裳の裾濡れぬ
第8巻1529番歌天の川浮津の波音騒くなり我が待つ君し舟出すらしも
第8巻1537番歌秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花 [其一]
第8巻1538番歌萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花 [其二]
第9巻1716番歌白波の浜松の木の手向けくさ幾代までにか年は経ぬらむ
第16巻3860番歌大君の遣はさなくにさかしらに行きし荒雄ら沖に袖振る
第16巻3861番歌荒雄らを来むか来じかと飯盛りて門に出で立ち待てど来まさず
第16巻3862番歌志賀の山いたくな伐りそ荒雄らがよすかの山と見つつ偲はむ
第16巻3863番歌荒雄らが行きにし日より志賀の海人の大浦田沼は寂しくもあるか
第16巻3864番歌官こそさしても遣らめさかしらに行きし荒雄ら波に袖振る
第16巻3865番歌荒雄らは妻子の業をば思はずろ年の八年を待てど来まさず
第16巻3866番歌沖つ鳥鴨とふ船の帰り来ば也良の崎守早く告げこそ
第16巻3867番歌沖つ鳥鴨とふ船は也良の崎廻みて漕ぎ来と聞こえ来ぬかも
第16巻3868番歌沖行くや赤ら小舟につと遣らばけだし人見て開き見むかも
第16巻3869番歌大船に小舟引き添へ潜くとも志賀の荒雄に潜き逢はめやも
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