?-?(690頃~760頃) 奈良時代の女流歌人であり、大伴家持の叔母。 万葉集の巻3~19まで、多く相聞歌を残している。大伴家持の叔母であり姑でもある。大伴旅人が妻と死別したことをきっかけに、家持と書持の教育係となった。(大伴坂上郎女になる。)後に大伴旅人が亡くなると、大伴家の刀自(主婦)として取り仕切っていたと思われる。娘は家持の妻。 おそらくは、家持にとって頭が上がらない人物であったのだろう。